今年も獅子舞がやって来た
妙法寺町に獅子舞がやって来ました。
獅子舞(ししまい)とは、伝統芸能の一つで、祭囃子にあわせて獅子が舞い踊るものである。
16世紀初頭、伊勢の国(三重県)で飢饉や疫病除けに獅子頭を作り、正月に獅子舞を舞ったのが発祥と言われている。
その後、17世紀に伊勢より江戸へ上り、悪魔を払い、世を祝う縁起ものとして江戸に定着し、祝い事や祭り事で獅子舞が行われるようになった。
獅子舞が日本の各地に急速に広まったのは、室町時代から江戸時代の初期に伊勢大神楽の伊勢派(現代の伊勢大神楽講社)・熱田派(現代の江戸大神楽・水戸大神楽)が獅子舞を舞いながら、全国を業脚し悪魔払いをしたのがきっかけであると言われている。
妙法寺には、毎年1月22日に加藤菊太夫一行やって来ます。
朝8時になると笛の音が聞こえてきます。
昔は、朝から獅子舞の後を追っかけたものですが、今は余りその姿は見かけません。
各家を廻って、かまど払いを行っていただき、悪魔を払いを行ってもらい、頭を噛んでもらいます。
今はなかなか見ることができない風景です。
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