勘請縄吊り

MJMJ

2016年01月11日 21:47

勘請縄吊り

北地区では1月11日(成人の日)に薬師堂で勘請縄吊りという行事が行われました。

この勧請縄吊りは、いつから行われているのか解りませんが、集落に邪悪なものが入って来ないよう安全祈願のため、集落の出入り口に張り渡したのが始まりとされています。

北地区では町内を、東出 中出 西出と分けられており、毎年順番に、この勧請縄新しく吊り替えを行っています。

今年は西出の番で、朝から用意された藁で太さ約20センチの長さ約6mの縄を2本縫います。

縄が完成するとそこに、しきびや、柳で作ったろうそく、雀おどし、祈願札などを飾り付け、住職さんに祈祷をしてもらいます。

祈祷をした2本の勘請縄を町内の東と北の出入り口に吊るします。


↑完成した勘請縄

↑縄縫い作業(5〜6人掛りで縫います)

↑取り付け作業

↑雀おどしと祈願札

★この行事は、滋賀県の湖東、湖南地方ではよく見られますが各地区によって大きさや形が違うようです。参考資料 旧八日市の勘請縄






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