2017年10月24日
妙法寺町人権のまちづくり町別懇談会開催
妙法寺町人権のまちづくり町別懇談会開催されました。
先日10月21日 午後7時より、妙法寺会館 大ホールにて、56名(南地区:17名、東地区:10名、北地区:29名)の参加を頂き『人権まちづくり町別懇談会』が開催されました。
講師は、東近江市立御園小学校校長 冨江 智代乃先生で、テーマ”子供の豊かな成長を!「地域・家庭で出来ること」”と題して、一時間にわたり講義を行って頂きました。
内容を紹介いたします。
まず、御園小学校と周辺の歴史の概要 1986年頃の学校は、週6日制(土曜日半日)、伊勢への修学旅行、フローティングスクルール(琵琶湖で海の子で研修)、運動会・水泳大会・マラソン大会・スキー教室・遠足(バス・歩き)と大変行事が多く、土曜日には、生徒達が小学校に来てグランドで夕方まで遊んでおり、先生も子供たちと一緒になり遊んだというのどかな時代であった。
現在(2016年~2017年)は、週5日制、総合的な学習の時間(特色ある活動)地域の教育力を学校へ、フローティングスクルール、運動会、郊外学習、平成32年度学習指導要領の改訂により外国語科 週2時間(70時間)、学習要領に伴わない学校行事は無くなっている。
≪子供をとりまく環境の変化≫保護者の就労状態の変化、急激な少子高齢化により消滅する町・消滅する学校(政所小学校・君ヶ畑小学校が廃校となり、山上小学校へ統合)、高度な技術、情報化とネット社会の広がり、都市化、核家族化、多様な文化・民族・国籍(御園小学校でも多くの外国の方がいる)、格差社会(学歴・収入・環境)・・・地域社会や家庭環境は大きな変化がしています。
地域社会の一員としての意識や連帯感の希薄化⇒家庭の孤立化
教育・福祉・医療・法律の専門家・地域などのすべてが関わっていくことが必要な課題の増加⇒虐待・DV等々
≪社会の変化による子どもの不安要素の増加【福祉・児童相談所・発達支援センター・警察などの専門機関との連携による対応が必要な課題】≫学校:保護者の価値観の多様化、生活体験の差、いじめ、不登校、学級崩壊。社会(家庭):虐待被害、不審者による犯罪被害
よって、ぐんぐん伸びる子を育てるには、幼児期には、バーチャル知識とリアル体験で脳に刺激を与える、好奇心を育てる、子供と一緒に遊ぶ、いろいろ話す、自然の中で体験をさすことが重要です。高学年には、コミュニケーション力を付ける、『誰と出会い、どう過ごしたか』が最も大切な時、友達と遊ぶ、クラブ活動・部活動、近所の大人や年下の子と接することが重要です。
コミュニケーション力は、自分も人も大切にできる子どもです。自尊感情を育てる・・生まれてきてよかった、出来ることがある、必要とされている、認められている、自分には良いところがある・・気持ちを育てることが大切です。
そのためには、家庭では、子供の話に耳を傾ける、あなたが大切との思いを伝える、頑張った過程を認める、体験をさせる、心が通い合った体験を一緒に行う。地域では、子どもは地域の宝物です、見守り活動、挨拶運動、地域行事への子どもの参加を行ってください。
やはり、子どもにとって安全基地となることが大切です、安心感、共感してもらえる、応答間(求めているときに応じてもらえる)、安定感(気分や都合で対応を変えない)、何でも話せる(変なレッテルをはらない)
以上が講師の冨江校長先生の講義内容でした。
一時間余りでしたが、参加者の皆さんは、真剣に耳を傾けて頂きました。
お子様をもつ、お父さん・お母さんだけでなく、おじいちゃん・おばあちゃん、そして地域全員が、地域・家庭で出来ることを一つでもいいので行っていただけたらと思います。
ご準備頂いた、妙法寺町人権推進員の皆様ありがとうございました。
ご参加頂きました皆様、雨の中本当にありがとうございました。


先日10月21日 午後7時より、妙法寺会館 大ホールにて、56名(南地区:17名、東地区:10名、北地区:29名)の参加を頂き『人権まちづくり町別懇談会』が開催されました。
講師は、東近江市立御園小学校校長 冨江 智代乃先生で、テーマ”子供の豊かな成長を!「地域・家庭で出来ること」”と題して、一時間にわたり講義を行って頂きました。
内容を紹介いたします。
まず、御園小学校と周辺の歴史の概要 1986年頃の学校は、週6日制(土曜日半日)、伊勢への修学旅行、フローティングスクルール(琵琶湖で海の子で研修)、運動会・水泳大会・マラソン大会・スキー教室・遠足(バス・歩き)と大変行事が多く、土曜日には、生徒達が小学校に来てグランドで夕方まで遊んでおり、先生も子供たちと一緒になり遊んだというのどかな時代であった。
現在(2016年~2017年)は、週5日制、総合的な学習の時間(特色ある活動)地域の教育力を学校へ、フローティングスクルール、運動会、郊外学習、平成32年度学習指導要領の改訂により外国語科 週2時間(70時間)、学習要領に伴わない学校行事は無くなっている。
≪子供をとりまく環境の変化≫保護者の就労状態の変化、急激な少子高齢化により消滅する町・消滅する学校(政所小学校・君ヶ畑小学校が廃校となり、山上小学校へ統合)、高度な技術、情報化とネット社会の広がり、都市化、核家族化、多様な文化・民族・国籍(御園小学校でも多くの外国の方がいる)、格差社会(学歴・収入・環境)・・・地域社会や家庭環境は大きな変化がしています。
地域社会の一員としての意識や連帯感の希薄化⇒家庭の孤立化
教育・福祉・医療・法律の専門家・地域などのすべてが関わっていくことが必要な課題の増加⇒虐待・DV等々
≪社会の変化による子どもの不安要素の増加【福祉・児童相談所・発達支援センター・警察などの専門機関との連携による対応が必要な課題】≫学校:保護者の価値観の多様化、生活体験の差、いじめ、不登校、学級崩壊。社会(家庭):虐待被害、不審者による犯罪被害
よって、ぐんぐん伸びる子を育てるには、幼児期には、バーチャル知識とリアル体験で脳に刺激を与える、好奇心を育てる、子供と一緒に遊ぶ、いろいろ話す、自然の中で体験をさすことが重要です。高学年には、コミュニケーション力を付ける、『誰と出会い、どう過ごしたか』が最も大切な時、友達と遊ぶ、クラブ活動・部活動、近所の大人や年下の子と接することが重要です。
コミュニケーション力は、自分も人も大切にできる子どもです。自尊感情を育てる・・生まれてきてよかった、出来ることがある、必要とされている、認められている、自分には良いところがある・・気持ちを育てることが大切です。
そのためには、家庭では、子供の話に耳を傾ける、あなたが大切との思いを伝える、頑張った過程を認める、体験をさせる、心が通い合った体験を一緒に行う。地域では、子どもは地域の宝物です、見守り活動、挨拶運動、地域行事への子どもの参加を行ってください。
やはり、子どもにとって安全基地となることが大切です、安心感、共感してもらえる、応答間(求めているときに応じてもらえる)、安定感(気分や都合で対応を変えない)、何でも話せる(変なレッテルをはらない)
以上が講師の冨江校長先生の講義内容でした。
一時間余りでしたが、参加者の皆さんは、真剣に耳を傾けて頂きました。
お子様をもつ、お父さん・お母さんだけでなく、おじいちゃん・おばあちゃん、そして地域全員が、地域・家庭で出来ることを一つでもいいので行っていただけたらと思います。
ご準備頂いた、妙法寺町人権推進員の皆様ありがとうございました。
ご参加頂きました皆様、雨の中本当にありがとうございました。
3月度評議委員会
河桁御河辺神社春の例大祭本日
平成30年河桁御河辺神社春の例大祭礼始まる
平成29年度 妙法寺町第2回総集会 御報告及び御礼
新年互例会
平成29年度 御園地区市民運動会 無事終わる
河桁御河辺神社春の例大祭本日
平成30年河桁御河辺神社春の例大祭礼始まる
平成29年度 妙法寺町第2回総集会 御報告及び御礼
新年互例会
平成29年度 御園地区市民運動会 無事終わる
Posted by MJMJ at 17:33│Comments(0)
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